スポーツジムを開業する際のテナントの選び方

屋内運動1

スポーツジムを開業するなら、テナントの選び方が重要になってきます。理由はスポーツジムとして経営していくためには、会員を集めなければなりません。そのためには優秀なインストラクターを雇うのはもちろんですが、それ以上に通いやすさや利用料金などが大きく影響してくるのです。

そこで失敗しないためのちょっとしたコツを、頭に入れておきたいです。

トレーニングを行うことで電力が供給できる!発電が可能なスポーツジム

最初はテナントを借りましょう

十分な予算があれば購入しても構いませんが、事業を始めたばかりでは賃貸にしておくのが無難です。万が一経営がうまくいかなかったとしても、賃貸なら傷口が小さくてすみます。何よりも買うよりはるかに初期投資を抑えることができるのです。

ただしそれでも賃料が負担になるなら、無理して駅近のテナントを選ぶ必要はありません。駅から数百メートル離れるだけでかなり安くなります。そうすることで他のスポーツジムよりも会員費を安くできますから、それが売りになるのです。

また初めのうちは、スペースの広いテナントにこだわらないようにしたいです。すぐにたくさんの会員が申し込んでくるだろうと考えてしまいがちです。ところがよほどの有名な企業とフランチャイズ契約をしていない限りは、認知されるのに時間がかかります。

加えて広いテナントを使うとそれだけ家賃が高騰するので、会員費も上げざるを得なくなります。知名度が低く利用料が高いスポーツジムには人が集まりにくいため、多少は狭くても安く使えるところを探しましょう。そして会員数が増えてきたのなら、もっと広いテナントに行けば良いのです。

簡単に引っ越しができるのは、賃貸物件のメリットの一つです。

できれば避けておきたい立地について

安いテナントが見つかったからといって、すぐに契約をしてはいけません。テナントの周りにある店舗に関してもしっかりと見ておかなければ失敗します。特に飲食店が立ち並んでいるところは要注意で、匂いが漂ってくるようならそのテナントは避けておきましょう。

ダイエット目的で通っている人にとって、美味しそうな料理の香りがするスポーツジムは拷問になってしまいます。我慢できれば良いですが、誘惑に負けて帰りに飲食店に行ったとします。すると当然体重が思うように落ちないわけですが、それをスポーツジムのせいにされてしまう恐れがあるのです。

何ヶ月もあそこに行っているのにまったく痩せない、などの評判が広まると死活問題です。そのためコンビニなどのお菓子が買える店舗が近くにないテナントを選ぶのが理想的です。加えて日用品が買えるところが周りになければ、スポーツジム内で水や汗を拭くためのタオル、制汗スプレーが売れる可能性が高く、売り上げを伸ばせます。

ただし極端に人通りが少ない立地は、安全面の不安から女性客に敬遠されてしまいます。そこで電気店や洋服店など、スポーツジムとは関連の薄い店舗が集まっている立地が良いです。

音にもこだわっておきましょう

音楽を流しているところがありますが、基本的にはスポーツジムの中では無音になります。すべてのお客さんの好みに合わせた音楽を流すのは不可能だからです。加えて筋力トレーニングというのは、あるレベル以上になるととても危険なのです。

人によっては二百キロ前後の重りを持ち上げるため、その時に音楽があると集中できないことがあって大事故につながります。音楽を聞きながら体を動かしたい人は、イヤホンを使ってもらいましょう。しかしスポーツジムでどんなに気を使っていても、外が騒がしいと意味がありません。

例えばパチンコ店は防音工事をしていますし、近隣への配慮もしてくれるでしょう。それでもドアが開くたびに音が漏れるのは避けられないです。他にもゲームセンターやスーパーの中には激しいBGMを流していることがありますから、それらから少し離れたテナントが良いです。

それからトレーニングをしている人の中には、声を出す場合があります。その方がより重たいものを持ち上げられると言われているからで、ある程度は仕方がないです。ところが筋力トレーニングに興味がない人には単なる迷惑になりかねません。

外からの騒音が聞こえないだけでなく、スポーツジム内の音が漏れないテナントにするのが余計なトラブルを避けるコツです。

他の入居者を見ておきたいです

テナントの周辺に何があるのかが大切だという話をしましたが、実はそれ以上に同じ建物内に入っている店舗が重要です。ビル一棟を借りてスポーツジムを経営するなら問題はありません。ところが大抵の場合は、ワンフロアか一室を使わせてもらうことになります。

すると他の入居者とも顔を合わせることなるわけです。しかもエレベーターや階段が一箇所にしかないと、ますます他のテナントで働いている人やお客さんと合わないわけにはいかなくなるのです。気にならない人ばかりなら良いですが、体格の良い男性と二人きりになるのを怖がる人は少なくありません。

苦情が出るとテナントを使わないように要求されたり、周りの店舗の売り上げに影響したりします。ご近所さんとうまく付き合っていくのが、スポーツジムを経営する上で大切なことです。そのため先に入居している店舗にあいさつに行って、スポーツジムを開業することを伝えましょう。

それが難しいなら、不動産会社に相談しても良いです。好意的な反応がないなら、他を探すことも検討したいです。加えて出入り口が複数あるテナントを選ぶのも良い方法で、会員の人には特定の階段やエレベーターを使用するように言えば良いです。

テナント内の設備について

これはある程度経営が軌道に乗り、いろんなテナントが選べるようになってからでも構いません。それに場合によっては、賃貸だとどうにもならないことがあるのです。ただ可能であれば、シャワー設備のあるテナントが望ましいです。

これなら通勤前の会員でも通いやすいですし、汗だくのまま帰らなくてすむのです。さらに洗濯機が置けるなら、汗を吸った服やタオルを洗えるので便利です。しかもこれらの設備が整っているということは、会員を集める上で有利になる場合が多いです。

それ以外にも、スポーツドリンクやプロテイン入りの飲み物が買える自販機が置けると良いです。もしも女性の会員を中心に集めたいなら、テナント全体が明るくて入りやすいのが重要です。そしてメイクができる部屋や、清潔なロッカールームを用意したいです。

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